写真撮影のススメ~口唇裂のオペ前の赤ちゃんのご両親へ~
- 2018年10月15日
- Leonine
赤ちゃん、可愛いですね。毎日スマホなどでたくさん写真を撮っていらっしゃると思います。
でも、写真スタジオで撮影することを躊躇している方いらっしゃいませんか?
他人にじっくり見られるのはためらうなぁ、とか、
子供本人は将来写真を残されるのは嫌じゃないかなぁ、など
色々考えてしまって撮影はやめようと思っている方へ、撮影することをオススメします!
私は出産してから息子が右側完全口唇口蓋裂だということを知りました。
当然予備知識はゼロで、ショックやら初めての育児に加え通院や術前矯正でパニックの日々。
お宮参りも撮影はおろか近所の神社へ祖父母を交えてお参りに行っただけ。
NAMで顔中白いテープだらけの息子を人目のある場所へ
あまり連れて行きたくないというのも本音でありました。
生後5か月のある日、パパが
「ちゃんとした写真が撮りたい。近所の写真店で1枚だけでいいんだ。」と言いました。
私は約1か月後に迫った口唇裂のオペで頭がいっぱいでしたが、
確かに撮れるのであれば撮っておきたいと思い始めました。
将来、息子にこの可愛い姿と幸せな私たち夫婦の姿を息子に見せたい。
堂々と自慢できる写真を残したい。
でも、オペまで1か月をきったこの時期に感染症にかかるのは怖いし、
やっぱりたくさん人の目につくところは避けたいと思い考えた結果
タクシーで行ける場所にある、赤ちゃんの撮影を多くしているスタジオへ
以下のお願いをしてみました。
・オペが近いので(10日後)絶対に感染症にかかるわけにはいかない。
カメラマン以外の方は少人数でお願いしたい。
スタッフ、カメラマン、その家族に感染症の人が出たら正直に教えてほしい。
キャンセル料は規定通りちゃんと払います。
すると快諾してくださり、ハーフバースデーの撮影当日はスタジオ内にはカメラマンさんのみ。
終始マスクを着用。スタッフがする受付もカメラマンさんが。
私たちの撮影前後には予約を入れず誰とも接触しないようにしてくださいました。
しかも本来は別室で写真チェックをするようですが
スタジオ内に全ての機材を持ち込んで1室で移動せず全てを終了。
おかげで、とてもリラックスして笑顔の絶えない楽しい撮影と
たくさんの素敵な写真を撮っていただけました。
やはりプロに撮ってもらう重要なポイントは素敵に撮ってくれることです。
スナップではない、親子3人揃った大事な写真になりました。
正直に言うと、こんなことならもっと早く撮りに行けばよかったなぁと後悔しています。
でもギリギリでしたが、生まれたままの顔で撮れたので良しとします。
今ではリビングの一番良いスペースにこの時の写真を飾っています。
ずっとずっと飾るつもりです。
息子も毎日見ています。
RYO
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