手に入れたもの、そしてこれから。
- 2018年9月9日
- Leonine
私は両側不完全唇裂、口蓋両側硬軟口蓋裂、左顎裂で生まれました。
傷もよく目立ち、歯並びは悪く小さい頃はそれがとてもコンプレックスで笑うことができず、
人に会うことや写真を撮られるのが大嫌いでした。
高校2年生の夏休みに上下の骨切り手術を受けた時、同じ手術をするという男の子に出会いました。
彼はとても大人しい性格でしたが、話すうちに仲良くなり、退院してからも遊ぶ仲になりました。
また、SNSを通じて知り合った口唇口蓋裂の女の子とは、
USJに一緒に行ったりお互いの悩みを話したりと全てを話せる友達になりました。
そして、私の全てを理解してくれて受け入れてくれた大切な人とも出会うことができました。
手術を受けるのはとても嫌でしたが、今となっては大切な人、一緒に写真を撮ったりお互いに笑いあえる仲間ができました。
笑うことにコンプレックスを持っている口唇口蓋裂の方は沢山いると思いますが、
きちんとした治療を受け、それが終わった時にどんなに笑うことが楽しいか実感することができます。
私は今、歯科衛生士として働いています。
口唇口蓋裂の方のサポートをしたいと考え、この資格を取得しました。
そして、広島を拠点とした患者会を作るために現在動いている途中です。
笑えないことがどんなに辛いか、そして笑うことがどんなに嬉しいか一人でも多くの方に感じて欲しいと願います。
そして今年8月26日に「第一回目 口唇口唇裂交流会inひろしま」を、
障がい児のママ&パパ専門カウンセラー山本峰司さんと共同開催しました。
総勢17名の方が集まって下さり、大成功に終わりました。
【当日の進行】
・開催の挨拶 山本峰司さん
・私の伝えたいこと 福島裕香
・自己紹介
・質問&フリータイム
・写真撮影
始めに、私の経験や病気を通じて学んだこと、信じられない出来事などをお話しさせていただきました。
当事者として、歯科衛生士として今まで感じてきたことを皆さんに伝えることができたと思います。
自己紹介の後は、それぞれの治療の過程、悩みや将来への不安などの相談など。
病院によって治療方針が違うので、次の手術に向けての質問や入院中のお世話についての話も沢山ありました。
あっという間に時間は過ぎ、最後は皆さんで写真撮影。
参加者の方からは、
「病気の悩みを相談し合える機会がなかったのでまた開催してほしい!」
「自分の体験が力になるのであれば協力していきたい!」
と、いう意見もいただきました。
夫婦揃ってのご参加や当事者の方も来て下さり、次のステップへ繋がる良い機会だったと思います!
また、開催していこうと思っておりますので、皆様のご参加とご協力よろしくお願いいたします!!
福島裕香 Twitter
https://mobile.twitter.com/DH_19931220
山本峰司さん Twitter
https://mobile.twitter.com/minetakashi
https://m.facebook.com/minetakashi?fref=nf&ref=m_notif¬if_t=group_r2j_approved
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