「素直なキモチを風に乗せて」Vo3.「妻の口は『けが』でなく生まれつきの疾患だった」


  • 2017年3月27日
  • Leonine

口唇口蓋裂とダウン症のお子様を持つ障がい児のパパママカウンセラーであり、積極的なパパの育児参加を推奨するファザーリングジャパンの会員でもある山本さんより、仕事、子育て、家事、夫婦関係、地域活動、趣味、全部欲張りに楽しむ秘訣を教わります!Vol.3は「妻の口は『けが』でなく生まれつきの疾患だった」(山本さんの奥様も口唇口蓋裂です) 

Vo3.「妻の口は『けが』でなく生まれつきの疾患だった」

(前回の記事 → Vol.2「実はすごく気になっていた妻の口」

妻の祖父の法事に行った時のことです。 

親戚のおじさんに言われました。 

 

おじさん

「君はよく姪っ子と結婚してくれたね」

 

ボク

「どうしてですか?」

 

おじさん

「『みつぐち』って知っていて結婚してくれたのには感謝している」

 

ボク

(・・・)

  

「知っていて」と言う言葉の重みに耐え切れず、ましてやその意味を

質問することなんてできずに、かなり動揺していましました。

  

それからの時間、妻との会話もうわの空で、心の中で呪文を唱えるように

 

(ミツグチ、ミツグチ、ミツグチ)と 記憶しました。 

 

当時はスマホなんてなく、 

家に帰って、インターネットで妻にばればいように、「みつぐち」と検索

すると「口唇口蓋裂」と引っかかりました。

 

衝撃でした。 

ケガと聞いていたのに、生まれつきだったのです。 

 

形成外科での手術の他、言語訓練や歯科矯正のことが書いてあるのを読んで、ドキドキしました。 

 

良く考えると、妻は、手術を何度も行ってきたことや、

「腰の骨を口に移植した」という話を何度もしていました。

  

その当時も矯正歯科にも通っていましたが、すべて結びついたのです。

  

妻の母は、30年もの間、隠し続け、妻はその事実を、他の外部情報からも

事実を知ることなく生きてきたのです。

 

 ボクは、この事実を妻よりも先に知ってしまったのです。

 

 これを伝えるべきか、胸の内にしまっておくべきか・・・

 とても苦しくなりました。

  

(つづく)

 

日々、子育ての日常は、以下のSNSで書いています。

メッセージを添えて「友達リクエスト」「フォロー」

いただけるとうれしいです。

Facebook】 山本峰司

https://www.facebook.com/minetakashi

 

Instagram】 minetakashiyamamoto

https://instagram.com/minetakashiyamamoto/

 

また、障がいや病気に特化した内容は、以下に書いています。

 

Facebookページ】障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

https://www.facebook.com/handicappedparentscounselor

※「投稿」ではなく、「ページ」に「いいね」を

押していただけると、タイムラインに流れるようになります。

 

【アメブロ】障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

http://ameblo.jp/puppy19970630

 

ご興味のある方は、「あそびに」来てくださいね。

 

 

“「素直なキモチを風に乗せて」Vo3.「妻の口は『けが』でなく生まれつきの疾患だった」” への1件のコメント

コメントを残す